信長攻路 ~桶狭間の戦い 人生大逆転街道~に関するお知らせやイベント情報をお届けします。
清須であの「桶狭間の戦い」ゆかりの碑を訪ねる
桶狭間の戦いは、織田信長が圧倒的な兵力を誇った今川義元に勝利した歴史的な合戦です。信長攻路には、桶狭間の戦いにまつわるスポットがいくつもありますが、今回はその中から清須市にある正覚寺をご紹介します。
浄土宗大雄山正覚寺は清須市須ケ口にあります。江戸時代初期、清須城主だった松平忠吉(徳川家康の四男)が、亡くなった母西郷局(後に宝台院)を弔うため、に慶長8年(1603)に開山しました。忠吉ゆかりの宝物も納められている、徳川家ゆかりの寺院です。
そんな正覚寺には、実は桶狭間の戦いにまつわる碑があります。それが「今川塚供養碑」です。
桶狭間の戦いに勝利した信長は、清須に今川塚を築き義元の菩提を弔ったと言われています。その後、寛文元年(1661)に正覚寺六代目の三誉上人が生前供養のために建立した石碑が、今川塚供養碑と言い伝えられています。かつては美濃路沿いにありましたが、平成19年(2007)に正覚寺に移設されました。
境内には、堂々と静かにたたずむ供養碑のほかに仏足石や美濃路道標もあり、歴史を感じれられます。清須を訪れた際にはぜひ立寄っていただき、桶狭間の戦いや歴史に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。
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